📅  2022-03-24

マルクス・アウレリウス

🔖  Humanity

自省せよ、と声がする?


 先日久々に、比較的大きな書店に入って哲学書などのコーナーを見てみました。少し驚いたのは、入門的な哲学書、あるいは哲学エッセイのたぐいが、売れ筋的に並べられていたことです。へぇ、という感じです。従来の難解な本たちは別コーナーで眠っているようです。景気が悪いときとか、非常時とかには、哲学書は割と売れるという話を聞いたことがありますが、そういうシフトなのでしょうか。

 売れ筋的に並べられたもののなかには、セネカやキケロ、マルクス・アウレリウスの超訳本などもありました。超訳本も、別に否定する気はありませんが、こういうのはやはりゆっくりと、できれば原典で味わいたいと思いました。

 というわけで、個人的にも、これまで断片的にしか見ていなかったマルクス・アウレリウスの『自省録』を、通して読んでみることに。昔購入した希伊対訳本の埃を払ってみました。

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 「自己の魂をおいてほかに、人が引きこもれる、より静かで平穏な場所などありはしない」(第4巻第3節)などなど、単に楽しみとして読むなら(研究とかの縛りなしに)、なんとも味わい深い文章じゃありませんか。

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