ミュージック系ツールへの入門
今年の冬ごろ、ちょっとサウンドシェーダーを触ってみました。これはこれで面白いのですが、シェーダーよりもProcessing的に、もっと楽器志向なツールはないかなと思って調べたら、すぐに出てきたのがFoxDotでした。pythonベースの、主にライブコーディング用途(なのかな?)のツールです。
https://github.com/Qirky/FoxDot
すでにメンテナンスモードに入っている「枯れた」ツールらしいですが、特に問題はありません。
SuperColliderという音響合成環境と接続して使うので、SuperColliderとPythonの開発環境、そしてFoxDot本体のインストールが必要です。こちらのQiitaの記事のシリーズに、使い方の基礎編としてインストール方法が解説されています。実際に音の編集についての実践編もありますね。
ちょっと触ってみると、これはなかなか楽しいです。ただ、ちょっと音源としてピアノとかほしいよなあ、とすぐに思います。一応、実践編のその2には、SuperCollider側でMIDIClientを実行して、Windows環境でピアノ音を鳴らす方法が記されています。
でも、実はTidalCycles用のsc3-pluginsという拡張機能をSuperCollider側にインストールし、FoxDotのメニューから「sc3を使う」にチェックを入れると、ピアノ音らしきものを鳴らすことができます。
いろいろ遊べそうで、しばらくは練習をかねていじくりたいです。